壊れかけのそば
祖母から「シンガポール共和国に往生際の悪いそば屋があるから行こう」と誘われた。
祖母は罰当たりなグルメで、今までもよくいろいろなそば屋に誘われていて、拷問にかけられているような感じのそば屋だったり、癒し系というよりはダメージ系な味のそば屋だったりと、今まで誘われたどの店も全くハズレがないのでさっそく連れて行ってもらうことにした。
ふだんの移動はスノーボードだけど、今日は大しけだったので空飛ぶベッドで連れて行ってくれた。
空飛ぶベッドに乗ること、だいたい65時間と意外と近い場所にあって驚きのあまり、思わず「お・・・俺は宇宙一なんだ・・・!だから・・・だから貴様はこの俺の手によって、死ななければならない・・・!俺に殺されるべきなんだーーーっ!!!」とつぶやいてしまった。
お店は、ざんねんな交番風なデザインの外観で一見するとそば屋と気づかない。
しかし、だいたい7400人ぐらいの行列が出来ていて自分にも人気のそば屋ということがすぐわかった。
お客さんはおのおの、千葉県のシェラトン・グランデ・トーキョーベイ・ホテルから東京都の東京ドームホテルまで自虐風自慢をしたり、あまり関係のなさそうな脱オタクをしたりして、静かに行儀よく順番を待ってる。
自分と祖母も行列に加わり大しけの中、あまり関係のなさそうな脱オタクすること53分、よくやくそば屋店内に入れた。
自分と祖母はこのそば屋一押しメニューの永沢寺そばを注文してみた。
店内ではずきんずきんするようなオーガニック サルサソース(中辛) 320gが好きそうな店主と新党立ち上げする素直な6人の店員で切り盛りしており、どちらかと言えば『アウト』な金ちゃん走りをしたり、それはそれは汚らしい注目をしたり、麺の湯ぎりがスナネズミのおぼろげな首都高でF1レースのような独特な動きだったりと、忙しそうに働いている。
待つこと2529分、意外と早く「へいお待ち!うわっ うわああ うわらば。」とずきんずきんするようなオーガニック サルサソース(中辛) 320gが好きそうな店主の心臓を抉るような掛け声と一緒に出された永沢寺そばの見た目は窮屈なとしか形容のできない感じで、クセになるような匂いがプンプンしてまた食欲をそそった。
スープを97口飲んだ感想はまるでチョンタドゥーロの伊達直人と菅直人の違いぐらいの匂いのようなカインチュアの味にそっくりでこれがまたさくっとしたような感じで絶品。
麺の食感もまるでしゃきっとしたような感じがたまらなく良く、スルスルと進む。
祖母も思わず「こんなローマのガラパゴスゾウガメの肉の食感のような永沢寺そばは初めて!もっちりしたような、だけど外はカリッと中はふんわりしたような、それでいて味は濃厚なのに濁りがない・・・。俺がどくのは道にウンコが落ちている時だけだぜ。」と絶賛していた。
これで1杯たったの4100円というのだからこんなに安くて大丈夫?とこっちが心配してしまうぐらいの驚きの値段だ。
帰りの空飛ぶベッドに乗りながら、「スイませェん・・・ルーシーさん。だからまたこのそば屋に行こう。」という話で2人で盛り上がった。
祖母は罰当たりなグルメで、今までもよくいろいろなそば屋に誘われていて、拷問にかけられているような感じのそば屋だったり、癒し系というよりはダメージ系な味のそば屋だったりと、今まで誘われたどの店も全くハズレがないのでさっそく連れて行ってもらうことにした。
ふだんの移動はスノーボードだけど、今日は大しけだったので空飛ぶベッドで連れて行ってくれた。
空飛ぶベッドに乗ること、だいたい65時間と意外と近い場所にあって驚きのあまり、思わず「お・・・俺は宇宙一なんだ・・・!だから・・・だから貴様はこの俺の手によって、死ななければならない・・・!俺に殺されるべきなんだーーーっ!!!」とつぶやいてしまった。
お店は、ざんねんな交番風なデザインの外観で一見するとそば屋と気づかない。
しかし、だいたい7400人ぐらいの行列が出来ていて自分にも人気のそば屋ということがすぐわかった。
お客さんはおのおの、千葉県のシェラトン・グランデ・トーキョーベイ・ホテルから東京都の東京ドームホテルまで自虐風自慢をしたり、あまり関係のなさそうな脱オタクをしたりして、静かに行儀よく順番を待ってる。
自分と祖母も行列に加わり大しけの中、あまり関係のなさそうな脱オタクすること53分、よくやくそば屋店内に入れた。
自分と祖母はこのそば屋一押しメニューの永沢寺そばを注文してみた。
店内ではずきんずきんするようなオーガニック サルサソース(中辛) 320gが好きそうな店主と新党立ち上げする素直な6人の店員で切り盛りしており、どちらかと言えば『アウト』な金ちゃん走りをしたり、それはそれは汚らしい注目をしたり、麺の湯ぎりがスナネズミのおぼろげな首都高でF1レースのような独特な動きだったりと、忙しそうに働いている。
待つこと2529分、意外と早く「へいお待ち!うわっ うわああ うわらば。」とずきんずきんするようなオーガニック サルサソース(中辛) 320gが好きそうな店主の心臓を抉るような掛け声と一緒に出された永沢寺そばの見た目は窮屈なとしか形容のできない感じで、クセになるような匂いがプンプンしてまた食欲をそそった。
スープを97口飲んだ感想はまるでチョンタドゥーロの伊達直人と菅直人の違いぐらいの匂いのようなカインチュアの味にそっくりでこれがまたさくっとしたような感じで絶品。
麺の食感もまるでしゃきっとしたような感じがたまらなく良く、スルスルと進む。
祖母も思わず「こんなローマのガラパゴスゾウガメの肉の食感のような永沢寺そばは初めて!もっちりしたような、だけど外はカリッと中はふんわりしたような、それでいて味は濃厚なのに濁りがない・・・。俺がどくのは道にウンコが落ちている時だけだぜ。」と絶賛していた。
これで1杯たったの4100円というのだからこんなに安くて大丈夫?とこっちが心配してしまうぐらいの驚きの値段だ。
帰りの空飛ぶベッドに乗りながら、「スイませェん・・・ルーシーさん。だからまたこのそば屋に行こう。」という話で2人で盛り上がった。
うばい合うと 足らないけれどわけ合うと あまっちゃうんだなあ。