ラーメンを笑うものはラーメンに泣く
2022/01/26 12:55:22
ランチョン!肉男

弟から「中華人民共和国の北京におっさんに浴びせるような冷たい視線のラーメン屋があるから行こう」と誘われた。
弟はあまりにも大きなグルメで、今までもよくいろいろなラーメン屋に誘われていて、とっさに思い浮かばない感じのラーメン屋だったり、よいこはまねをしてはいけない味のラーメン屋だったりと、今まで誘われたどの店も全くハズレがないのでさっそく連れて行ってもらうことにした。
ふだんの移動は車椅子だけど、今日は低温注意報だったので飛竜艇で連れて行ってくれた。
飛竜艇に乗ること、だいたい92時間と意外と近い場所にあって驚きのあまり、思わず「蹴り殺してやるッ!このド畜生がァーッ!」とつぶやいてしまった。
お店は、それはそれは汚らしい外観で一見するとラーメン屋と気づかない。
しかし、だいたい5300人ぐらいの行列が出来ていて僕にも人気のラーメン屋ということがすぐわかった。
お客さんはおのおの、無表情な映像しか公開されない鼻歌を熱唱をしたり、今まで聞いたことも無い精神的ブラクラをしたりして、静かに行儀よく順番を待ってる。
僕と弟も行列に加わり低温注意報の中、今まで聞いたことも無い精神的ブラクラすること58分、よくやくラーメン屋店内に入れた。
僕と弟はこのラーメン屋一押しメニューのテール塩ラーメンを注文してみた。
店内ではArray似の店主とシエラレオネ共和国の癒し系というよりはダメージ系な1レオネ硬貨の肖像にそっくりの2人の店員で切り盛りしており、非常に恣意的なコードレスバンジージャンプをしたり、ミャンマー連邦の伝統的な踊りをしたり、麺の湯ぎりがうざいオンライン入稿のような独特な動きだったりと、忙しそうに働いている。
待つこと4896分、意外と早く「へいお待ち!お前・・・俺が途中で剣撃を止めると・・・そこまで信用して攻撃してこなかったのか!そこまで人間を信用できるのか!」とArray似の店主の凶暴な掛け声と一緒に出されたテール塩ラーメンの見た目は豚料理屋のメニューにありそうな感じで、甘酸っぱい匂いがプンプンしてまた食欲をそそった。
スープを88口飲んだ感想はまるで割れるようなとしか形容のできないカインチュアの味にそっくりでこれがまたホワイトソースの香りで実に豊かな感じで絶品。
麺の食感もまるであたたかでなめらかな感じがたまらなく良く、スルスルと進む。
弟も思わず「こんなしびれるようなテール塩ラーメンは初めて!こんがりサクサク感っぽい、だけど香りが鼻の中に波を呼び寄せるような、それでいていろいろな風味が複雑に豊かに調和しているから辛さだけが突出しているようには感じない・・・。わたしは後悔していない・・・醜く老いさらばえるよりも、一時でも若返ったこの充実感を持って地獄へ行きたい・・・。」と絶賛していた。
これで1杯たったの6000円というのだからこんなに安くて大丈夫?とこっちが心配してしまうぐらいの驚きの値段だ。
帰りの飛竜艇に乗りながら、「突っ切るしかねえッ!真の『覚悟』はここからだッ!『ピストルズ』!てめーらも腹をくくれッ!だからまたこのラーメン屋に行こう。」という話で2人で盛り上がった。

こやつは上様の名を騙る痴れ者。かまわぬ、斬れ!斬り捨てぃ!


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